開示会社:梅の花(7604)
開示書類:2025年4月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2025/03/14 13:00
<決算スコア> -0.87
<業績データ>
発表期 2025/01
種別 3Q
売上高(百万円) 22,260
前期比 -0.8% ●
営業利益(百万円) 504
前期比 -23.6% ●
経常利益(百万円) 398
前期比 -33.4% ●
純利益(百万円) 66
前期比 -90.3% ●
予想期(通期) 2025/04
売上高(百万円) 30,250
前期比 +1.5% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 906
前期比 +10.6% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 727
前期比 -1.6% ●
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 420
前期比 -58.8% ●
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 10.00
<要約>
2025年4月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比0.8%減の222億6000万円、営業利益が同23.7%減の5億400万円、経常利益が同33.4%減の3億9800万円、純利益が同90.2%減の6600万円だった。
外食業界においては、経済活動の正常化による人流増加に加え、外国人による外食需要の押し上げ、年末年始の例年より長い連休により、外食需要は好調に推移している。
事業部門の組織運営力の強化、DX推進による管理業務の効率化及びセントラルキッチンの生産性向上に伴う収益増加に取り組むと共に、物価高騰の影響を考慮した賃上げを実施した。サステナビリティ活動として、セントラルキッチンで排出された食品残渣の発酵分解による生成物を原料とした肥料を使用して、生産者が栽培した農作物の規格外品を含めた全量を買い取る循環型リサイクルシステムを、京都及び久留米のセントラルキッチンにおいて実施、今期は佐野セントラルキッチンにも導入した。イソフラボン含量が高く、外観品質に優れた大豆「ゆきぴりか」の栽培契約を北海道の生産者と継続し、原材料の安定確保に努めている。生産者の方々を「湯葉と豆腐の店 梅の花」に招待し、自身が栽培した「ゆきぴりか」で製造した豆腐等を味わいながら意見交換をする等、良好な関係を維持している。
外食事業においては、売上高127億8900万円(前年同期比99.9%)、セグメント利益7億6600万円(前年同期比103.4%)となった。季節ごとの旬な食材を使用した懐石等のメニューや季節ごとのテイクアウト商品の販売強化、集客のため、コロナ禍前に実施していた、忘新年会企画・創業祭企画等、各種イベントの強化をした。旅行会社との提携、訪日客に合わせたヴィーガン対応メニューのWEB告知や、魚介や肉を取り入れた高付加価値の懐石を新たに導入し、インバウンド需要の対応に努めている。最低賃金改定による人件費の上昇や、食材、水道光熱費の高騰に伴う対策として、価格や一部メニューの改定を実施したことにより、客単価は前年を上回っている。
テイクアウト事業においては、売上高77億7400万円(前年同期比98.5%)、セグメント利益5億600万円(前年同期比88.7%)となった。梅の花・古市庵業態ともに各種イベント商品や季節商品の販売は好調に推移し、12月の大イベントである「おせち」は売上高前年比を上回り、梅の花業態は前年比102.8%、古市庵業態は前年比108.7%となった。新商品が構成比全体の9%を超える実績を継続している。原材料及び資材の高騰のため、12月中旬より価格改定を実施し売上高は既存店前年を上回った。一部商品の内容の見直しや接客力調査を行うとともに、各店舗の課題を明確にすることで販売力の強化に取り組み、来客数増加と売上高向上に努めていく。公開試食会のアンケート結果やイベント開催等をSNSを使用して、顧客へ情報発信することに取り組んでいる。
外販事業においては、売上高16億6800万円(前年同期比96.1%)、セグメント損失1億500万円(前年同期はセグメント損失6300万円)となった。人気商品の「冷凍なみはや寿司」「かにしゅうまい」等、味の定評と独自性を活かし、新規取引先の開拓による販売強化に取り組んでいる。「冷凍なみはや寿司」は、テレビ放映の効果もあり、前期を上回った。通販については、顧客の使いやすさ、利便性向上を目的にホームページのリニューアルを実施し、より顧客が使いやすく、商品を購入しやすいサイト構築に取り組んでいる。公式アプリとの連携を強化し、アプリ利用の顧客へ販促を実施した。顧客へのアプローチを行い、他社の通販サイトへの出品をする等、認知度向上に努めていく。
2025年4月期の連結業績は、売上高が前期比1.5%増の302億5000万円、営業利益が同10.6%増の9億600万円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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