開示会社:クシム(2345)
開示書類:保有暗号資産等にかかる評価額の過年度訂正に関するお知らせ
開示日時:2025/03/28 16:45
<引用>
当社は、当社グループが保有する暗号資産等の一部におきまして、当社内にて調査及び検討を重ねた結果、2024年10月期第2四半期における会計処理の一部に対して、過年度での処理とする訂正が必要であることが判明しましたため、お知らせいたします。
<引用詳細>
1.本件の経緯
当社は、外部機関による調査(資料の提出、ヒアリング)の過程において、過年度における暗号資産等、具体的には2023年10月期末において当社グループが保有する投資有価証券23百万円、及び暗号資産フィスココイン(以下、「FSCC」という。)800百万円に対する評価に関しまして、不正確な会計処理が行われていた可能性を指摘されました。その後、当社は、当社とは利害関係のない外部専門家による調査委員会(以下、「当該委員会」という。)を任意で発足しました。当該委員会は2025年2月13日のキックオフミーティング開催を経て調査を開始し、当社は同年3月17日付にて本調査結果報告書(案)【暫定版】(以下、「本報告書」という。)を受領いたしました。本報告書の結論としては、当社グループが2024年10月期第2四半期において実施しておりました、保有するFSCCの備忘価額までの評価減に関して、該当の評価減は過年度の2023年10月期に実施するのが最も妥当と思われる見解とする調査結果でありました。これを受けて、改めて当社内にて検討した結果、過年度での訂正が必要という判断に至りました。なお、本件は2025年1月31日付「2024年10月期有価証券報告書の提出期限延長に係る承認申請書提出のお知らせ」にてお知らせしておりました提出期限の延長を必要とする理由とは直接的な関係はなく、同年3月17日付での本報告書に基づき、過年度においてより適切な会計処理を行う必要があるとの判断に至りました。
2.対象となる訂正の範囲等
受領しました本報告書に基づき、現在FSCCと同様に過年度訂正が必要となる暗号資産等の特定を対象金額とともに進めております。また訂正が必要となる対象期間につきましては、本報告書の調査結果に依拠しますと、2023年10月期に遡及した訂正が必要となりますが、詳細な対象期間につきましても現在精査中であります。
3.今後の対応
2025年1月31日付「2024年10月期有価証券報告書の提出期限延長に係る承認申請書提出のお知らせ」の提出期限の延長を必要とする理由にかかる監査法人による追加の監査手続きにつきましては、事前に定めたスケジュールに沿って概ね予定通り進められておりましたところ、本件により今後訂正の対象となる暗号資産等を特定した後、過年度の有価証券報告書及び四半期報告書に反映させた訂正報告書を提出する予定です。なお、本報告書の確定版を当該委員会より受領した際には改めてお知らせいたします。本件による当社の連結業績に与える影響につきましては、対象となり得る暗号資産等については2024年10月期第2四半期にて既に備忘価額まで評価減を実施していたことから、その評価減を2023年10月期に遡及する見込みでおります。本件による2024年10月期並びに2025年10月期の当社連結業績への影響につきましては現在精査中であり、今後、公表すべき事実が発生した場合には、速やかにお知らせいたします。
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