開示会社：ｸﾘｰｸ&ﾘﾊﾞ(4763)
開示書類：2025年２月期 決算短信〔日本基準〕（連結）
開示日時：2025/04/10 15:30

<決算スコア> +1.59

<業績データ>
発表期 2025/02
種別 通期
売上高(百万円) 50,275
前期比 +1.0% ○
会社予想比 -0.4% ●
QUICKコンセンサス比 -0.4% ●
営業利益(百万円) 3,614
前期比 -11.9% ●
会社予想比 -6.1% ●
QUICKコンセンサス比 -6.1% ●
経常利益(百万円) 3,694
前期比 -10.7% ●
会社予想比 -5.3% ●
QUICKコンセンサス比 -5.3% ●
純利益(百万円) 2,251
前期比 -15.3% ●
会社予想比 -10.0% ●
QUICKコンセンサス比 -10.4% ●
実績年間配当(円) 41.00

予想期(通期) 2026/02
売上高(百万円) 60,000
前期比 +19.3% ○
QUICKコンセンサス比 +8.0% ○
営業利益(百万円) 5,000
前期比 +38.4% ○
QUICKコンセンサス比 +5.4% ○
経常利益(百万円) 5,000
前期比 +35.4% ○
QUICKコンセンサス比 +4.9% ○
純利益(百万円) 3,200
前期比 +42.2% ○
QUICKコンセンサス比 +4.1% ○
予想年間配当(円) 45.00

予想期(半期) 2025/08
売上高(百万円) 28,000
前期比 +8.4% ○
営業利益(百万円) 2,100
前期比 -4.3% ●
経常利益(百万円) 2,100
前期比 -7.3% ●
純利益(百万円) 1,350
前期比 -8.2% ●
予想中間配当(円) 0.00


＜要約＞
　2025年2月期の連結業績は、売上高が前期比1%増の502億7500万円、営業利益が同11.9%減の36億1400万円、経常利益が同10.7%減の36億9400万円、純利益が同15.3%減の22億5100万円だった。

　「人の能力は、無限の可能性を秘めています。私たちは、その能力を最大限に引き出し、人と社会の幸せのために貢献します。」を統括理念として掲げ、事業を運営してきた。ネットワークするクリエイター、医師、ITエンジニア、弁護士、会計士、建築士、ファッションデザイナー、シェフ、研究者など専門的な能力を有するプロフェッショナルへのニーズは底堅く推移している。一部の大手ゲームパブリッシャーの案件縮小や、人材紹介サービスの成約長期化などの影響を受ける結果となった。成長著しいAI/DX領域への先行投資や、オリジナルコンテンツに関する開発投資など、将来に繋がる投資を積極的に行った。

　クリエイティブ分野(日本)において、デジタルコミックWEBTOONを専門に扱う「CCentertainment」では、2025年1月～2月にかけて新作2作品の配信を開始した。クリエイティブ分野(日本)の業績は、売上高352億1700万円(前年同期比100.7%)、セグメント利益(営業利益)25億3200万円(前年同期比88.0%)となった。

　医療分野は、連結子会社株式会社メディカル・プリンシプル社が「民間医局」のブランドのもと、ドクター・エージェンシーを中心とした事業を、連結子会社株式会社コミュニティ・メディカル・イノベーションが地域医療周辺サービス事業を展開している。主軸である医師の紹介事業は、全国各地での慢性的な人材不足や地域的偏在を背景にニーズが高く、全国16拠点を通じて医療機関、自治体、企業への医師紹介を行う他、スポット及び定期非常勤医師のマッチングシステム「民間医局ポータル」の提供により業務の効率化を実現している。医療分野の業績は、売上高53億700万円(前年同期比98.0%)、セグメント利益(営業利益)10億8300万円(前年同期比83.8%)となった。

　クリエイティブ分野(韓国)は、連結子会社CREEK & RIVER ENTERTAINMENT Co., Ltd.及び連結子会社CREEK& RIVER KOREA Co., Ltd.が、クリエイティブ分野(日本)と同様のビジネスモデルを韓国にて展開している。2024年5月に経営体制の見直しを行い、業績回復を目指し新規開拓や事業の再構築を進めた。韓国のTV業界で多くの映像プロフェッショナルの派遣実績を積み重ねているが、韓国TV各局の業績不振により、派遣稼働者数は一進一退の状況が続いている。クリエイティブ分野(韓国)の業績は、売上高30億7800万円(前年同期比86.6%)、セグメント損失(営業損失)1000万円(前年同期はセグメント損失4100万円)となった。

　2026年2月期の連結業績は、売上高が前期比19.3%増の600億円、営業利益が同38.3%増の50億円を計画。



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【決算スコアについて】
　企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
　スコア算出にあたっては、発表内容を（１）前の期の実績（２）直近の会社予想（３）市場予想（QUICKコンセンサス）--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
　あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。


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