開示会社:日東電(6988)
開示書類:2025年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)
開示日時:2025/04/25 16:00
<決算スコア> -6.29
<業績データ>
発表期 2025/03
種別 通期
売上高(百万円) 1,013,878
前期比 +10.8% ○
会社予想比 +0.9% ○
QUICKコンセンサス比 +0.8% ○
営業利益(百万円) 185,667
前期比 +33.4% ○
会社予想比 +0.4% ○
QUICKコンセンサス比 -0.1% ●
経常利益(百万円) 185,329
前期比 +33.4% ○
会社予想比 +0.2% ○
QUICKコンセンサス比 -0.2% ●
純利益(百万円) 137,237
前期比 +33.7% ○
会社予想比 +1.7% ○
QUICKコンセンサス比 +1.5% ○
予想期(通期) 2026/03
売上高(百万円) 984,000
前期比 -2.9% ●
QUICKコンセンサス比 -4.8% ●
営業利益(百万円) 170,000
前期比 -8.4% ●
QUICKコンセンサス比 -13.5% ●
経常利益(百万円) 170,000
前期比 -8.3% ●
QUICKコンセンサス比 -13.6% ●
純利益(百万円) 125,000
前期比 -8.9% ●
QUICKコンセンサス比 -12.3% ●
予想年間配当(円) 60.00
予想期(半期) 2025/09
売上高(百万円) 492,000
前期比 -5.7% ●
QUICKコンセンサス比 -4.8% ●
営業利益(百万円) 86,000
前期比 -21.3% ●
QUICKコンセンサス比 -15.5% ●
経常利益(百万円) 86,000
前期比 -21.1% ●
QUICKコンセンサス比 -14.4% ●
純利益(百万円) 63,000
前期比 -21.2% ●
QUICKコンセンサス比 -13.6% ●
予想中間配当(円) 30.00
<要約>
2025年3月期の連結業績は、売上収益が前期比10.8%増の1兆138億7800万円、営業利益が同33.4%増の1856億6700万円、経常利益が同33.4%増の1853億2900万円、純利益が同33.7%増の1372億3700万円だった。
主要な市場においては、データセンター向けの高容量ハードディスクドライブ(HDD)やIT機器の生産が想定を上回り、製品の需要が増加した。対米ドル為替レートは、前連結会計年度と比較し6.3%円安の1ドル152.9円となり、円安による影響は、営業利益で233億円の増益要因となった。
オプトロニクスにおいて、情報機能材料は、前連結会計年度に対して売上収益が伸長した。ハイエンドノートパソコンやタブレット端末の生産が好調に推移したことで、光学フィルムや透明導電性フィルムの需要が大幅に増加した。グローバル自動車生産台数が低迷する一方で、車載ディスプレイの大型化や搭載数の増加に伴い、高耐久な光学フィルムの需要も増加した。回路材料は、前連結会計年度に対して売上収益が伸長した。第3四半期連結会計期間にプラスチック光ファイバー・ケーブルについて、事業化を中止することを決定し、減損損失等26億9000万円を計上した。売上収益は5429億9900万円(15.4%増)、営業利益は1731億2100万円(39.0%増)となった。
インダストリアルテープにおいて、基盤機能材料は、前連結会計年度に対して売上収益が伸長した。ハイエンドスマートフォン向け組み立て用部材は、既存製品の採用モデル拡大に加え、新たにバッテリー固定用電気剥離テープの販売を開始し、需要が増加した。半導体メモリやセラミックコンデンサー等の生産に使用される工程用材料の需要が、緩やかに回復した。自動車材料は自動車生産台数の減少により低調に推移した。売上収益は3557億3300万円(5.3%増)、営業利益は460億4300万円(19.0%増)となった。
ヒューマンライフにおいて、ライフサイエンスは、前連結会計年度に対して売上収益が伸長した。核酸受託製造は、米国マサチューセッツ州の拠点に新設した工場で、将来商用化が見込まれる案件の生産を開始した。核酸材料(NittoPhaseTM)は、一部顧客の商用薬向けに需要が増加した。核酸医薬の創薬においては、難治性の癌治療薬の臨床第1相試験が第1四半期連結会計期間に完了し、ライセンスアウトに向けて、取り組んでいく。第4四半期連結会計期間に連結子会社であるNitto Advanced Film Gronau GmbH社の事業計画を見直した結果、のれんに関して32億9800万円を減損損失として計上した。売上収益は1320億9800万円(6.1%増)、営業損失は119億200万円(前年同期は営業損失94億9000万円)となった。
2026年3月期の連結業績は、売上収益が前期比2.9%減の9840億円、営業利益が同8.4%減の1700億円を計画。
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