開示会社:TOTO(5332)
開示書類:2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2025/04/28 15:30
<決算スコア> -2.85
<業績データ>
発表期 2025/03
種別 通期
売上高(百万円) 724,454
前期比 +3.2% ○
会社予想比 -0.8% ●
QUICKコンセンサス比 0.0%
営業利益(百万円) 48,479
前期比 +13.4% ○
会社予想比 +1.0% ○
QUICKコンセンサス比 -0.5% ●
経常利益(百万円) 50,369
前期比 -2.2% ●
会社予想比 +4.9% ○
QUICKコンセンサス比 -1.5% ●
純利益(百万円) 12,168
前期比 -67.3% ●
会社予想比 -66.2% ●
QUICKコンセンサス比 -64.9% ●
実績年間配当(円) 100.00
予想期(通期) 2026/03
売上高(百万円) 753,500
前期比 +4.0% ○
QUICKコンセンサス比 +1.3% ○
営業利益(百万円) 52,500
前期比 +8.3% ○
QUICKコンセンサス比 -0.9% ●
経常利益(百万円) 52,100
前期比 +3.4% ○
QUICKコンセンサス比 -7.4% ●
純利益(百万円) 31,000
前期比 +154.8% ○
QUICKコンセンサス比 -18.4% ●
予想年間配当(円) 100.00
予想期(半期) 2025/09
売上高(百万円) 360,000
前期比 +1.2% ○
営業利益(百万円) 19,000
前期比 -21.3% ●
経常利益(百万円) 19,100
前期比 -15.8% ●
純利益(百万円) 6,000
前期比 -64.6% ●
予想中間配当(円) 50.00
<要約>
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比3.2%増の7244億5400万円、営業利益が同13.4%増の484億7900万円、経常利益が同2.2%減の503億6900万円、純利益が同67.3%減の121億6800万円だった。
2021年度より推進している10ヵ年の中・長期経営計画「共通価値創造戦略TOTOWILL2030」で定めた目指す姿の実現に向けて、中期経営課題であるWILL2030 STAGE2(2024年度~2026年度)に基づき、「グローバル住設事業」と「新領域事業」の2つの事業軸で活動を推進した。「グローバル住設事業」では、「きれいと快適・健康」「環境」を両立するTOTOらしい商品を「サステナブルプロダクツ」と位置付け、商品をグローバルで普及させることにより、地球環境に配慮した、豊かで快適な社会の実現に貢献している。「新領域事業」では、TOTOオンリーワンのセラミック商品の開発・価値提案などで半導体市場の進化に貢献し、DXによる社会変革を支える。
米州事業においては、不動産市況の低迷、金利高止まり基調の厳しい市場環境の中でも「ウォシュレット」の積極的な拡販を進めることで、売上高は704億7800万円(前期比19.7%増)、営業利益は51億5300万円(前期比85.7%増)となった。米国では、中高級市場において清潔機能を中心に価値伝達を強化し、「ネオレスト」及び「ウォシュレット」並びに節水大便器などの快適性、デザイン性が顧客に評価されている。ショールーム展示の拡充やホームページの充実、eコマースやリテール多店舗店の販売体制整備、アフターサービス体制の整備など、顧客接点の強化や効率的な供給体制づくりを推進している。
アジア・オセアニア事業においては、台湾地域における販売伸長などにより、売上高は502億2000万円(前期比11.7%増)、営業利益は82億3600万円(前期比34.3%増)となった。アジア地域では、高級ブランドとしての認知度を活かした事業活動を推進している。そのうち、台湾地域では「ウォシュレット」を中心とした顧客接点強化や、ショールームにおける販売員の教育、展示内容の拡充を行い、リモデルの取り込みを進めている。ベトナム、インド、タイは中期的な成長を目指す「成長3市場」と位置付けており、販売力強化及び顧客接点の量と質の向上やアフターサービス体制の整備などに取り組んでいる。各国・地域において「ネオレスト」や「ウォシュレット」の積極的なプロモーションを展開し、5スターホテルなどの著名物件の受注強化を推進している。
日本住設事業においては、売上高は新商品や価格改定効果により住宅・パブリック用途ともにリモデルの売上高が伸長し、4813億4600万円(前期比1.7%増)、営業利益は価格改定、コストリダクション効果はあったものの、外部調達コストの高騰、人財投資の増加等の影響により、219億円(前期比1.8%減)となった。2018年度に開始した「あんしんリモデル戦略」は年々進化を遂げ、ショールームだけでなくオンライン(WEB)上においても顧客一人ひとりに寄り添ったサービスで顧客により良い生活価値を提案することでリモデルの需要喚起を図っている。これまで創り出してきた清潔なトイレ文化を日本から世界へ発信していくことに加え、より衛生的で環境性能に優れた高付加価値商品の開発・提案を強化している。
2026年3月期の連結業績は、売上高が前期比4%増の7535億円、営業利益が同8.3%増の525億円を計画。
免責文:
※東京証券取引所のTDnet(適時開示情報閲覧サービス)で開示された書類に基づく情報です。
※一部のお客様は参照文書にリンクできない場合があります。
【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
【QUICK AI速報】本コンテンツは、最新の言語解析技術を活用して企業の開示資料の内容を読み取って自動生成しております。データが正しく生成されていない可能性もありますので、最終的には上記リンク先の元資料をご覧ください。