スズキ(7269)が5日の取引時間終了後に発表した2017年4~12月期の連結決算は、営業利益が前年同期比55%増の2598億円だった。主軸のインドなどで乗用車の販売が伸び、売上高は21%増の2兆7248億円だった。
通期予想は従来予想(売上高3兆6000億円、営業利益3000億円)をそれぞれ維持した。ともに過去最高を見込むが、通期計画に対する営業利益の進捗率はすでに86.61%だ。QUICK端末のナレッジ特設サイト「進捗率ダッシュボード」によると、過去6期の平均である76.11%を大きく上回っている。
市場予想の平均であるQUICKコンセンサスは営業利益を3476億円(17社、1月26日時点)と見込んでおり、会社予想は保守的に映る。