QUICKは上場企業の2期先までの業績予想を算出するツール「QUICK Forecast企業業績」を利用して、今期(実績発表済みの翌期、2021年3月期など)と来期(実績発表済みの翌々期、22年3月期など)の5月26日時点の業績集計を行った。
金融を除く全産業(3352社ベース)の今期の連結売上高は前期比4.0%減の657兆1526億円、営業利益が同7.6%減の37兆9125億円、経常利益が同8.4%減の38兆9652億円、純利益が同6.9%減の24兆1185億円となった。
■今期の業績予想
営業損益について直近実績と今期予想を東証業種分類で比較すると、大幅な増益が見込まれるのは石油・石炭製品、鉄鋼、情報・通信業、医薬品、食料品。大幅な減益が見込まれるのは空運業、鉱業、輸送用機器、陸運業、機械となった。
また来期は、売上高が今期予想比3.6%増の680兆4965億円、営業利益が25.0%増の47兆3811億円、経常利益が24.3%増の48兆4368億円、純利益が32.2%増の31兆8753億円となった。
■来期の業績予想