6月の国内公募追加型株式投資信託(ETFを除く)は利益確定などを目的とした解約が優勢となり、半年ぶりの資金流出超過に転じた(QUICK資産運用研究所の推計)。国内や海外の株式で運用する投信から資金流出が目立った。
個別ファンドでみると、流出超過額が最も多かったのは、レオス・キャピタルワークスが運用する「ひふみプラス」(9C311125)。2位は「次世代通信関連 世界株式戦略ファンド(愛称:THE 5G)」(6431117C)で、3位は「グローバル全生物ゲノム株式ファンド(1年決算型)」(02312191)だった。
流入超過額の首位は、JPモルガン・アセット・マネジメントが6月19日に設定した「JPMグローバル高利回りCBファンド(限定追加型)2020-06」(17311206)、2位は、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントの「netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)」(3531299B)だった。
(QUICK資産運用研究所=竹川睦)