「ウィズコロナ」の経済下にあって企業の成長はどういう形へと変貌していくのか。株式市場において投資家の関心は高まる一方だ。1つの参考になるのがいちよし経済研究所が7月17日付で公表したリポートだろう。定期的かつ継続的に収益が得られるストック型ビジネスは、「フロー型ビジネスと比較して景気動向などの影響を受けにくく、収益を積み上げることが可能」と指摘し、「コロナ禍の中でも比較的底堅い業績が見込まれる」との見方を示している。
その上で、「経済のサービス化やソフト化、成熟化が進展していく中で、フロー型ビジネスからストック型ビジネスへと移行していくのは必定の流れ」であると指摘。リポートではストック型ビジネスに定期購入型や消耗品型など7つの類型に分類できるとした上で、それぞれの類型に該当する着目企業として35銘柄が挙げられている。
①定期購入型
コード |
銘柄名 |
3137 |
ファンデリー |
3182 |
オイラ大地 |
4931 |
新日製薬 |
7780 |
メニコン |
9262 |
シルバーライフ |
②消耗品型
コード |
銘柄名 |
3180 |
Bガレージ |
4549 |
栄研化 |
6788 |
日本トリム |
③インフラ型
コード |
銘柄名 |
3150 |
グリムス |
3167 |
TOKAI HD |
9418 |
USENNEXT |
9519 |
レノバ |
④賃貸型
コード |
銘柄名 |
2471 |
エスプール |
6099 |
エラン |
7779 |
サイバダイン |
⑤メンバー型
コード |
銘柄名 |
2412 |
ベネ・ワン |
3088 |
マツモトキヨシ |
3141 |
ウエルシアHD |
6238 |
フリュー |
7079 |
WDBココ |
7618 |
PCDEPOT |
8876 |
リログループ |
9757 |
船総研HD |
⑥SaaS型
コード |
銘柄名 |
2477 |
手間イラズ |
3925 |
D S |
3937 |
Ubicom |
4397 |
チームスピリト |
4435 |
カオナビ |
4448 |
Chatwork |
4820 |
EMシステムズ |
6194 |
アトラエ |
⑦保険/メンテ型
コード |
銘柄名 |
6036 |
KeePer技 |
7199 |
プレミアG |
8715 |
アニコムHD |
8771 |
Eギャランティ |
(QUICK Market Eyes 大野弘貴)