QUICKは上場企業の2期先までの業績予想を算出するツール「QUICK Forecast企業業績」を利用して、今期(実績発表済みの翌期、2021年3月期など)と来期(実績発表済みの翌々期、22年3月期など)の7月21日時点の業績集計を行った。
金融を除く全産業(3351社ベース)の今期の連結売上高は前期比6.8%減の634兆4561億円、営業利益が同15.4%減の33兆6194億円、経常利益が同13.1%減の35兆3165億円、純利益が同3.6%減の22兆789億円となった。
■今期の業績予想
営業損益について直近実績と今期予想を東証業種分類で比較すると、大幅な増益が見込まれるのは石油・石炭製品、鉄鋼、情報・通信業、医薬品、電気・ガス業。大幅な減益が見込まれるのは空運業、海運業、鉱業、陸運業、輸送用機器となった。
また来期は、売上高が今期予想比5.4%増の668兆5342億円、営業利益が36.2%増の45兆8039億円、経常利益が32.8%増の46兆9077億円、純利益が39.7%増の30兆8510億円となった。
■来期の業績予想