QUICKは上場企業の2期先までの業績予想を算出するツール「QUICK Forecast企業業績」を利用して、今期（実績発表済みの翌期、2021年３月期など）と来期（実績発表済みの翌々期、22年３月期など）の8月18日時点の業績集計を行った。

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金融を除く全産業（3356社ベース）の今期の連結売上高は前期比8.5％減の623兆2166億円、営業利益が同23.0％減の30兆5864億円、経常利益が同19.8％減の32兆5492億円、純利益が同14.6％減の19兆5099億円となった。

■今期の業績予想

営業損益について直近実績と今期予想を東証業種分類で比較すると、大幅な増益が見込まれるのは石油・石炭製品、鉄鋼、情報・通信業、医薬品。大幅な減益が見込まれるのは空運業、海運業、陸運業、輸送用機器、鉱業となった。

また来期は、売上高が今期予想比6.4％増の663兆3241億円、営業利益が45.3％増の44兆4470億円、経常利益が40.4％増の45兆6917億円、純利益が53.9％増の30兆0299億円となった。

■来期の業績予想