9月の国内公募追加型株式投資信託(ETFを除く)の資金動向を分類別でみると、「国内株式型」(QUICK独自の分類)から約1200億円の資金が流出した。流出超は6カ月連続となる。主に国内株式で運用する投信は成績が好調で、利益確定などを目的とした解約が出ている。
一方、「海外株式型」には資金流入が続いた。値上がり期待などを背景に人気が集まっている。「海外株式型」の流入超は3カ月連続。内訳をみると、「新興国株式型」からは資金が流出したが、「先進国株式型」と「グローバル株式型」に資金が流入した。
(QUICK資産運用研究所=西田玲子)