QUICKは上場企業の2期先までの業績予想を算出するツール「QUICK Forecast企業業績」を利用して、今期(実績発表済みの翌期、2021年3月期など)と来期(実績発表済みの翌々期、22年3月期など)の10月20日時点の業績集計を行った。
金融を除く全産業(3365社ベース)の今期の連結売上高は前期比8.7%減の620兆7517億円、営業利益が同24.7%減の29兆7177億円、経常利益が同22.1%減の31兆4298億円、純利益が同17.1%減の18兆7390億円となった。
■今期の業績予想
営業損益について直近実績と今期予想を東証業種分類で比較すると、大幅な増益が見込まれるのは石油・石炭製品、鉄鋼、情報・通信業、医薬品。大幅な減益が見込まれるのは空運業、陸運業、海運業、鉱業、輸送用機器となった。
また来期は、売上高が今期予想比6.5%増の661兆3450億円、営業利益が46.4%増の43兆5007億円、経常利益が42.5%増の44兆7938億円、純利益が57.2%増の29兆4561億円となった。
■来期の業績予想