投機筋が米株先物の買いを一服させたようだ。6日に米商品先物取引委員会(CFTC)が公表した3日時点の建玉報告で、E-MINI S&P500指数先物の買い建玉が前週比で減少したことが明らかになった。前の週は買い越し幅が2019年1月以来の水準に達していただけに、相場の戻りに合わせて早くも利益を確定させたのかもしれない。
一方でE-MINI ナスダック100指数先物やVIX指数先物の建玉は引き続き大きな変化は見られない。
米超長期債先物では高水準の売り残を維持した格好となった。
FXでは対ドルのユーロの買い建玉の減少傾向が継続した。
穀物では右肩上がりに増えていた大豆とコーンの買い建玉が前週比で減少に転じた。こちらでも一服感が出てきた。
一足先に買い建玉が減少に転じた銅先物は引きつづき前週比で減少した。