【QUICK Market Eyes 片平 正二】2日の米国市場でデータ解析を手掛けるパランティア・テクノロジーズ(PLTR)が大幅に4日続落し、前日比12.31%安の22.51ドルで終えた。モルガン・スタンレーが2日付のリポートで投資判断を中立(イコールウエイト)から売り(アンダーウエイト)に引き下げたことが嫌気された。
リポートでは基本的なストーリーに変化がない中、パランティアが上場来で155%も急騰したことで下落リスクが明らかだと指摘。バリュエーション的に、平均的なSaas(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)関連銘柄の2倍以上の割高感があるとも指摘した。目標株価は15→17ドルに引き上げていた。