ロボアドバイザー(ロボアド)の「THEO(テオ)」を手掛けるお金のデザイン(東京・港)の運用資産が1000億円を突破した。21日時点でロボアドの運用資産が770億円、ロボアド以外のサービスが230億円超となり、合計で1000億円の大台に乗った。「THEO」の口座数は同時点で14万4000件に達した。
THEOは人工知能(AI)を搭載したロボアドによる投資一任運用サービス。ネット上で年齢や現在の金融資産額などの情報を入力すると、一人ひとりに合った上場投資信託(ETF)からなるポートフォリオを提案する。
手数料は最大1.00%(税別・年率)。申し込みはスマートフォン(スマホ)だけで完了できる。最低投資額を1万円に抑え、資産運用を始めるためのハードルを低くしている。パートナー企業と連携したロボアド「THEO+(プラス)」も展開する。
ロボアド以外では一般に販売する投資信託「お金のデザイン・グローバル・リアルアセット・ファンド(世界の実物資産中心)<愛称:資産の方舟>」の運用のほか、個人型確定拠出年金(iDeCo、イデコ)向けや機関投資家向けのサービスを手掛けている。
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(QUICK資産運用研究所=西本ゆき)