【日経QUICKニュース(NQN) 船田枝里】国内社債市場が脱炭素へ向けて新たな一歩を踏み出す。日本郵船(9101)は21日、脱炭素に向けた資金を調達する「トランジションボンド(移行債)」を国内で初めて起債する。移行債は既存のグリーンボンド(環境債)とは異なる枠組みで、環境に配慮した取り組みを進める企業の資金調達を後押しする。 ■移行債のメリットとは 政府は2050年までに温暖化ガス排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の達成を目標としている。この目標の実現に必要な資金を企業が調達するため、経済産業省などは5月に「クライメート・トランジション・ファイナンスに関する基本指針」を策定し...
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