【NQNニューヨーク=岩本貴子】原油先物相場が上昇の勢いを失っている。4日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近の9月物は前日比3.4%安の1バレル68.15ドルで取引を終えた。一時は67ドル台後半と7月上旬につけた高値(76ドル台後半)から10%以上下げる場面があった。新型コロナウイルスのインド型(デルタ型)の世界的な感染拡大が、各国の経済活動の再開の動きを巻き戻し、原油需要の持ち直しの勢いを弱めかねないとの懸念が改めて強まっている。 ■増加する在庫 米エネルギー情報局(EIA)が4日発表した週...
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