日本知財総合研究所 三浦 毅司 日本の新規株式公開(IPO)市場では、上場直後に株価が上昇したのち伸び悩む銘柄が多い。2020年に株式を公開した企業92社の公開価格に対する初値騰落率を調べたところ、平均で2.3倍になったが、2021年9月22日時点の株価を公開価格と比べると平均の騰落率は僅か2%の上昇にとどまっている。初値が天井となり、株価が下げる銘柄が多いことを示している。保有する知的財産の価値と株価に関連性はないのか。2020年のIPO銘柄について、取得特許数と株価の関係を検証した。 上場直後は特許が少ない銘柄が急上昇 公開価格に対する初値の騰落率を見ると、特許を取得している企業グル...
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