QUICKは上場企業の5期先までの業績予想を算出するツール「QUICK Forecast企業業績」を利用して、今期(実績発表済みの翌期、2022年3月期など)と来期(実績発表済みの翌々期、23年3月期など)の11月24日時点の業績集計を行った。
金融を除く全産業(3394社ベース)の今期の連結売上高は前期比8.9%増の701兆0408億円、営業利益が同43.9%増の50兆6262億円、経常利益が同44.1%増の54兆6334億円、純利益が同63.6%増の37兆0455億円となった。
■今期の業績予想
営業損益について直近実績と今期予想を東証業種分類で比較すると、増益が見込まれるのは鉄鋼、海運業、陸運業、ゴム製品、繊維製品。減益が見込まれるのは電気・ガス業、建設業となった。
また来期は、売上高が今期予想比4.3%増の731兆2179億円、営業利益が14.9%増の58兆1531億円、経常利益が12.2%増の61兆3226億円、純利益が12.1%増の41兆5278億円となった。
■来期の業績予想