11月末時点の国内公募投資信託の純資産総額(残高)はQUICK資産運用研究所の推計で159.59兆円(前月末比3.23兆円減)となり、4カ月ぶりに減少した(図表)。ファンド本数は5918本(同7本増)だった。 内訳をみると、ETF(上場投資信託)残高は60.15兆円(前月末は62.82兆円)となり、2カ月連続で減少した。月末にかけて新型コロナウイルスの変異種(オミクロン株)が南アフリカから世界に広まり、日経平均株価が前月末比で1070円安(▲3.7%)となるなど運用環境が悪化。ETFから4000億円を超える資金が流出したことも響いた。 11月は月末にかけて大きな株価の下落があったが、日...
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