QUICKは上場企業の5期先までの業績予想を算出するツール「QUICK Forecast企業業績」を利用して、今期(実績発表済みの翌期、2022年3月期など)と来期(実績発表済みの翌々期、23年3月期など)の12月21日時点の業績集計を行った。
金融を除く全産業(3395社ベース)の今期の連結売上高は前期比9.3%増の703兆1879億円、営業利益が同44.5%増の50兆8610億円、経常利益が同44.8%増の54兆9416億円、純利益が同64.2%増の37兆3067億円となった。
■今期の業績予想
営業損益について直近実績と今期予想を東証業種分類で比較すると、増益が見込まれるのは鉄鋼、海運業、陸運業、ゴム製品、鉱業。減益が見込まれるのは電気・ガス業、建設業となった。
また来期は、売上高が今期予想比4.6%増の735兆4639億円、営業利益が14.6%増の58兆3035億円、経常利益が12.5%増の61兆7841億円、純利益が12.3%増の41兆8862億円となった。
■来期の業績予想
やはり、来期は鉄道などの陸運や、空運などの業績回復が目立ちますね。電気ガスも今期が悪い分、反発しそうです。