【日経QUICKニュース(NQN) 池田幹】JR東日本(9020)やJR西日本(9021)などJR各社は12日、ダイヤ改正を実施する。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた外出自粛やテレワークの推進による鉄道利用の減少が定着しつつある中、今回の「改正」は運行本数の大幅削減に踏み切ることが特徴だ。ただ、コスト削減につながる一方、客数減にも拍車がかかる可能性が高い。コロナ感染が落ち着いても、収益や株価の本格回復は厳しいとの見方が市場では増えている。
■最大規模の削減本数
房総半島を一周する内房線と外房線の普通列車は現在、ほとんどが2両編成のワンマン運転だ。観光だけでなく沿線の道路事情から生活イン...
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