QUICKは上場企業の5期先までの業績予想を算出するツール「QUICK Forecast企業業績」を利用して、今期(実績発表済みの翌期、2022年3月期など)と来期(実績発表済みの翌々期、23年3月期など)の3月22日時点の業績集計を行った。
金融を除く全産業(3403社ベース)の今期の連結売上高は前期比9.5%増の710兆4920億円、営業利益が同38.5%増の52兆3132億円、経常利益が同39.1%増の56兆9515億円、純利益が同52.6%増の38兆8149億円となった。
■今期の業績予想
営業損益について直近実績と今期予想を東証業種分類で比較すると、増益が見込まれるのは鉄鋼、海運業、陸運業、石油・石炭製品、繊維製品。減益が見込まれるのは電気・ガス業、建設業となった。
また来期は、売上高が今期予想比5.1%増の746兆7132億円、営業利益が13.6%増の59兆4101億円、経常利益が12.0%増の63兆7697億円、純利益が11.9%増の43兆4415億円となった。
■来期の業績予想