来週(4月4~8日)の外国為替市場で円相場は1ドル=120~125円台を中心に軟調に推移しそうだ。6日に3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(3月15~16日開催分)が公表される。議事要旨の内容をふまえて、連続利上げを見極めたいとする市場参加者の声も聞かれた。米金利が上昇する場面では、日米金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いが膨らみそうだ。
金融市場では為替介入のハードルは高いという見方が多いものの、当局者発言に敏感に反応する地合いは続きそうだ。125円台を円安方向に再び試す場面があれば、政府関係者の発言への注目も一段と高まるだろう。3月に円相場は10円近く円安・ドル高に振れた。...
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