【QUICK Market Eyes 大野 弘貴】東証が10日に公表した5月のJ-REIT(日本の上場不動産投資信託)投資部門別売買状況によると、投資信託が222億円を買い越した一方、海外投資家が211億円、銀行が170億円をそれぞれ売り越した。海外投資家の売り越しは2021年10月以来7カ月ぶり。銀行の売り越しは10カ月連続となった。5月の東証REIT指数は1.53%高の2006.03と反発して終えた。
野村証券は10日付リポートで、ゴールデンウイーク明けから中旬にかけ、相対的に大きな売買代金を伴って指数がやや軟調に推移していたことから、海外投資家の売り越し影響を受けていた可能性がある...
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