【日経QUICKニュース(NQN)】米国で最も信頼されているブランドは米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が提供する救急ばんそうこうの「バンドエイド」となった。米調査会社モーニング・コンサルトがこのほど調査結果をまとめた。除菌消臭剤で知名度の高い「ライゾール」や消毒・洗浄剤の「クロロックス」を抑えて首位となった。
調査は3月3日から4月3日まで、5000人を超える米国の成人を対象に実施した。ブランドを信頼しているかどうか聞き、「かなり」もしくは「ある程度」と答えた人の割合から「それほどでもない」または「全く」と答えた人の割合を引いて信頼度を算出している。
22年はバンドエイドが57.73で首位となり、ライゾール(55.54)やクロロックス(55.26)が続いた。そのほか、上位10ブランドには物流の「UPS」やドラッグストアの「CVS」、クレジットカードの「ビザ」などが入った。
最も信頼できる産業ブランドでは、自動車・モビリティ部門で日本のトヨタ自動車が6位、SUBARUが10位となった。同部門では米自動車用品販売大手のオートゾーンがトップ。上位に全米自動車協会(AAA)や米タイヤ大手グッドイヤーなどが並ぶなか、トヨタは自動車メーカーとして米ゼネラル・モーターズ(GM)の「シボレー」に次いだ。