【QUICK Market Eyes 大野 弘貴】東証が10日に公表した7月のJ-REIT(日本の上場不動産投資信託)投資部門別売買状況によると、海外投資家が331億円、投資信託が287億円をそれぞれ買い越した一方、個人投資家が96億円を売り越した。また、ETF(上場投資信託)のフローを反映する証券自己が603億円を売り越した。
7月の東証REIT指数は2.8%高の2021.99と反発して終えた。
みずほ証券は10日付のJ-REITセクターリポートで、株式市場の大幅上昇を受けて、REITもセンチメントが改善したと指摘。割安なREITの水準訂正が緩やかに進む一方、マクロ面では景気減速の兆しも...
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