日本知財総合研究所 三浦 毅司 日産自動車と仏ルノーの交渉がまとまらない。ルノーが43%を保有する日産株の保有比率の引き下げについて交渉しているが、2022年11月にも合意すると見られていたものが、12月に入ってもまとまらない。現時点では越年が確実な情勢となった。 交渉が難航している理由の一つに、両社で保有する特許の扱いを巡る問題がある。日産は、ルノーが設立する電気自動車(EV)新会社に5億~7億5000万ドルを出資する予定だが、特許評価額との隔たりが大きいと報道されている。 日産は1999年に経営危機に陥り、ルノーが43%を出資し、カルロス・ゴーン氏を派遣して経営を立て直した...
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