QUICKは上場企業の5期先までの業績予想を算出するツール「QUICK Forecast企業業績」を利用して、今期(実績発表済みの翌期、2023年3月期など)と来期(実績発表済みの翌々期、24年3月期など)の1月31日時点の業績集計を行った。
金融を除く全産業(3407社ベース)の今期の連結売上高は前期比14.1%増の806兆4299億円、営業利益が同10.0%増の56兆1938億円、経常利益が同7.9%増の62兆2935億円、純利益が同6.2%増の42兆4866億円となった。
■今期の業績予想
営業損益について直近実績と今期予想を東証業種分類で比較すると、増益が見込まれるのは、陸運業、空運業、鉱業、海運業、精密機器。減益が見込まれるのは電気・ガス業、パルプ・紙、石油・石炭製品、鉄鋼、水産・農林業となった。
また来期は、売上高が今期予想比2.2%増の823兆8550億円、営業利益が10.9%増の62兆3383億円、経常利益が5.8%増の65兆8802億円、純利益が4.5%増の44兆3835億円となった。
■来期の業績予想