【日経QUICKニュース(NQN)】弁護士COM(6027)株が反発している。午後に入り上げ幅を広げ、前日比318円(12.1%)高の2953円をつけた。14日午前、米新興のオープンAIが開発した人工知能(AI)の会話型サービス「ChatGPT(チャットGPT)」を活用し、新たな法律相談サービスや法律専門書籍の検索ツールの提供を始める計画を明らかにした。発表を材料視した買いを集めている。
22年11月に公開されたチャットGPTは、質問に対して自然な文章で回答するとして世界的に注目されている。弁護士COMの法律相談チャットでは対話形式で相談者の状況を確認し、AIが導いた回答を提示するサービスを検討している。新たなサービスの開始時期は「今年春を予定している」(広報室)という。