QUICK Money Worldでは、QUICK端末で配信している上場予定企業の銘柄概要をまとめた「IPOレポート」を公開しています。今回は東証グロースに３月28日新規上場する、アクシスコンサルティング（9344）の概要を紹介します。

専門人材８万人登録、業務受注は単価上昇

専門性の高いコンサルタントなど「ハイエンド人材」の紹介事業が主力だ。フリーランスや副業を志向するコンサルタントに登録してもらい、企業の業務を受注するスキルシェア事業も手がけている。

人材紹介事業では、創業以来約20年にわたり、コンサル企業におけるマネージャー以上の採用を支援してきた。2016年に子会社化したケンブリッジ・リサーチ研究所は事業会社の幹部人材の採用で60年以上の実績がある。グループ全体でのコンサル人材を含む人材登録者数は、22年12月時点で約８万人となる。

スキルシェア事業では、フリーコンサルタントに案件を紹介する「フリーコンサルBiz」での高単価の受注が好調だ。平均受注単価は18年から22年の５年間で42％増加した。2022年７月から、コンサル業務経験者と経営課題を抱える企業をマッチングするデジタルプラットフォーム「コンパスシェア」の提供を開始している。

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