【日経QUICKニュース(NQN)】カプコンが続伸している。一時、前週末比130円(2.7%)高の4865円と、株式分割考慮ベースの上場来高値を更新した。人気ゲームタイトルをけん引役とした成長期待が株価を押し上げている。カプコン株は2022年以降、上昇基調をキープするなかで足元で上値追いの勢いを強めている。
3月29日にはプレイステーション5(PS5)向けなどのゲームソフト「バイオハザードRE:4」が発売から2日間で300万本を販売したと発表していた。同作は2005年に発売した「バイオハザード4」を原作としたリメイクタイトルだが、依然として人気が高い。このほか「モンスターハンター」など長年親しまれる人気シリーズがカプコンにとって強みになっていると評価されている。