(この記事は今週のマーケットエッセンシャルの要約です)
証券会社の個人営業の収益源は手数料収入と残高報酬の2つである。手数料収入は競争が激しいうえに繁閑の波が大きい。そこで大手証券は営業改革と称し、投資信託やラップ口座などの残高に比例する報酬の獲得に力を入れている。
主要証券会社14社の2023年3月期決算をみると11社が減収減益、3社が増収増益だった。オンライン大手5社の純営業収益(マネックスグループは国内部門のみを加算)の合計額が野村証券の営業部門の純営業収益を上回ったことも今回の特徴だ。10年前には3・4倍の差があったから、「業界の地図が変わった」といってもいい。
対面営業の証券会...
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