(この記事は今週のマーケットエッセンシャルの要約です)
銀行と銀行持ち株会社86行の2023年3月期決算が出そろった。75行ある地銀・第二地銀の過半が経常増益となり、うち29行は2期連続で増益となった。外国債券などの含み損も2022年12月末に比べて減少した。地銀経営は最悪期を脱したのではないか。
メガバンクなどを含む86行から、2023年春に上場したばかりの住信SBIネット銀行と楽天銀行を除いた84行ベースで比較すると、2023年3月期の合計経常利益は2022年3月期を2・6%下回る5兆2134億円だった。
ただ、減益になったのは三菱UFJフィナンシャル・グループが米国に保有していた地...
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