QUICKは上場企業の5期先までの業績予想を算出するツール「QUICK Forecast企業業績」を利用して、今期(実績発表済みの翌期、2024年3月期など)と来期(実績発表済みの翌々期、25年3月期など)の5月23日時点の業績集計を行った。
金融を除く全産業(3448社ベース)の今期の連結売上高は前期比2.5%増の825兆1216億円、営業利益が同7.3%増の58兆8542億円、経常利益が同1.5%増の61兆3585億円、純利益が同1.4%増の41兆5014億円となった。
■今期の業績予想
営業損益について直近実績と今期予想を東証業種分類で比較すると、増益が見込まれるのは、電気・ガス業、パルプ・紙、繊維製品、陸運業、サービス業。減益が見込まれるのは、海運業、鉱業、倉庫・運輸関連業、鉄鋼、石油・石炭製品となった。
また来期は、売上高が今期予想比2.9%増の848兆8640億円、営業利益が11.8%増の65兆8011億円、経常利益が11.8%増の68兆5941億円、純利益が11.6%増の46兆3351億円となった。
■来期の業績予想