(この記事は今週のマーケットエッセンシャルの要約です)
いわゆる「老後2000万円問題報告書」が2019年6月3日に公表されてから4年がすぎた。今でも老後不安をあおる記事があふれていることには閉口するが、さまざまなデータを点検すると、報告書は日本人の行動を変えるショック療法の役割を果たした。
正式には「高齢社会における資産形成・管理」と呼ぶ報告書で注目されたのは「夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの無職の世帯では毎月の不足額の平均は約5万円であり、まだ20~30年の人生があるとすれば、不足額の総額は単純計算で1300万~2000万円になる」という記述だ。
数字の一人歩きは恐ろしい。新型...
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