【日経QUICKニュース(NQN) 長谷部博史】総務省が25日発表した4月の都区部消費者物価指数(CPI、中旬速報値、2020年=100)は、生鮮食品を除く総合(コア)の伸び率がおよそ1年9カ月ぶりに3%台に乗った。2024年度に始まった都内の高校授業料無償化の効果が一巡したのも押し上げ要因になった。25年度からは高校無償化が全国に広がるため、物価の実勢がやや見えづらくなる。
4月の都区部CPIはコアで110.0と、前年同月比で3.4%上昇した。伸び率は3月(2.4%)から拡大し、23年4月(3.5%)以来、2年ぶりの高水準だった。コメや外食、酒類など幅広い製品・サービスの値上げが国内物価を...

有料会員限定記事
-
POINT 01全記事(15,000本)が
読み放題 -
POINT 02金融市場関係者の
注目ニュース
ランキングが見られる -
POINT 03過去20期分の
業績データを
ダウンロードできる -
POINT 04企業の公開情報を
メール通知 -
POINT 05アナリストの予想や
指標を使った
銘柄発掘ツールが使える -
POINT 06セミナー動画が
見放題