【QUICK Market Eyes 平井 啓一朗】2023年4~6月期の決算発表時点で海運3社の新たな株主還元策に大きな差が出た。インパクトは日本郵船(9101)が最も強かった。3日正午に2000億円を上限とする自社株買いの実施を発表すると、同日の株価は前日比7%高の3738円まで大きく上昇し、年初来高値を更新した。同社はさらなる追加還元も示唆し、投資家の関心を引き寄せている。
前回決算の2023年3月期に示した株主還元策は川崎汽船(9107)が最も積極的で、今年に入ってからの株価の上昇率は一人勝ちが続いているが、日本郵船の巻き返しが始まるか注目だ。
■強気の日本郵船
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