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９月の市場展望 日米株安の経験則、押し目買いの好機なるか
【日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ） 北原佑樹】９月は日米でともに株安となる経験則（アノマリー）がある。ＱＵＩＣＫでデータが遡れる1977年以降を調べると、日経平均株価の月間騰落率は９月が平均で0.7％下落し、１年間で最も下げが大きい。米ダウ工業株30種平均も９月が1.0％安と年間最大の下落率だ。
米連邦準備理事会（ＦＲＢ）は９月19～20日に米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）を開く。これまでの急ピッチな利上げにもかかわらず、景気が底堅さを保っていることで追加利上げの思惑がくすぶる。
21～22日には日銀の金融政策決定会合も予定されている。７月に長短金利操作（イールドカーブ・コントロール）...
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