QUICK Money Worldでは、QUICK端末で配信している上場予定企業の銘柄概要をまとめた「IPOレポート」を公開しています。今回は東証スタンダードと名証メインに9月22日新規上場する、笹徳印刷(3958)の概要を紹介します。
安定した顧客基盤が強み、中国にも工場
紙類および包装資材の製版、印刷、加工、販売を手掛ける。商品分野は大きく2つ。紙器、軟包装などのパッケージを中心とする主力の「パッケージング分野」と、ポスターやカタログ印刷、広報・IRなどの付帯サービス、イベント企画・運営などを担う「コミュニケーション分野」がある。世の中のデジタル化で出版や事務用印刷の市場が縮小する中でも、同社が得意とするパッケージなどの包装印刷は伸びが見込まれる。安定した顧客基盤を支えに競争力を高める方針だ。
愛知県に本社を置き、国内に5工場、中国に1工場の計6工場を持つ。国内工場は交通の便の良い場所にあり、本州全域に効率よく配送できる。ジャストインタイム、高品質、低コストの生産を掲げ、「発想から発送までのワンストップソリューション」を提供する。海外ではインドネシアにも販売拠点を設けている。
1890年に名古屋市で創業し、1950年に株式会社化した。130年超の歴史があり、主要取引先には江崎グリコ(2206)など食品会社のほか、アステラス製薬(4503)やテルモ(4543)、トヨタ自動車(7203)なども名を連ねる。顧客の5割以上が上場企業、7割以上とは20年以上の取引がある。
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