QUICK Money Worldでは、QUICK端末で配信している上場予定企業の銘柄概要をまとめた「IPOレポート」を公開しています。今回は東証グロースに9月22日新規上場する、ファーストアカウンティング(5588)の概要を紹介します。
請求書や領収書を自動読み取り・仕分け、リモートワーク支援も
会計分野に特化したAI(人工知能)ソリューション事業(経理AI事業)を手掛ける。紙を使ったやり取りが多く人手がかかっていた企業の経理業務を効率化するサービスをクラウド経由で提供する。今年10月から始まるインボイス制度に対応したサービスも展開する。
主力の「Robota(ロボタ)シリーズ」は手書きや印刷された請求書、領収書などを光学的に読み取ってデジタルデータに変換するサービス。リモートワークで経理業務ができるようにするプラットフォーム「Remota(リモタ)」は取引先からメールで届いた請求書を専用アドレスに転送すればデータ化して自動仕分けする。二重支払いを防ぐチェック機能もある。このほかデジタルインボイスの送受信に必要なPeppol(ペポル)アクセスポイントを提供する業務も担う。
主な顧客は年間売上高500億円以上の大企業。中小企業に対しては会計ソフト開発会社へのOEM(相手先ブランドによる生産)を経由する形で販売している。料金体系は原則1年以上の月額課金と、読み取った帳票枚数に応じた従量課金の2つがある。
大企業とOEM先をあわせた顧客の合計は83社。日清食品ホールディングス(2897)やエイチ・ツー・オー リテイリング(8242)などが導入している。
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