【QUICK Market Eyes 川口 究】S&P500種株価指数は月初から5.17%安と大幅に下落している。9月は1928年以降の平均騰落率でみるとマイナス1.17%と1年間で最も大きく下げる傾向があった。10月については、プラス0.59%と年間平均(プラス0.63%)を下回ることから、相対的にやや軟調だ。ただし、弱気相場の年にはそれまで続いた弱気の流れを変え、年末にかけて堅調をたどるベアキラー(弱気の撤退)になることが多い月としても知られる。過去10年に限ってみると、10月は中旬から月末にかけて大幅に上昇する傾向があった(下図:青棒グラフは上昇、橙棒グラフは下落)。
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