来週(10月2~6日)の外国為替市場で円相場はじりじりと下落する展開となりそうだ。米連邦準備理事会(FRB)が高水準の政策金利を長期間維持するとの観測が強い。一方、日銀は金融緩和を続けており国内の金利上昇は限定的だ。日米金利差が開いた状態が続くのを見込んだ円売り・ドル買いが続そうだ。ただ、政府・日銀による円買いの為替介入への警戒感から下値を模索するペースは鈍そうだ。
日経平均株価はやや軟調か。米議会が予算案を可決できずに米政府の一部が閉鎖した場合、米景気の鈍化懸念が重荷となり、日本株にも売りが出そうだ。10月入りとなる来週は金融機関の益出しで株が売られる傾向があり、需給的に弱い地合いが予想さ...
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