【NQNニューヨーク=三輪恭久】肥満症治療薬の普及が米株式市場に衝撃を与えている。食品や飲料の需要に影響が出始めたとの見方が浮上し、前週後半から関連銘柄の上値を抑えている。食品産業の中長期的な課題とみられていたが、すぐに取り組まなければ成長戦略に影を落としかねない事態に発展。食品や飲料、小売りは、景気変動の影響を受けにくいディフェンシブ株の一角をなすが、その地位は揺らぎつつある。
「全体と比べるとわずかな変化が見られるのは確かだ。(買い物客の)かごの中が少し減っている」。ウォルマート米国部門のジョン・ファーナー最高経営責任者(CEO)のインタビューを米ブルームバーグ通信が10月4日報じた。肥...

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