【NQNニューヨーク=横内理恵】電気自動車(EV)のテスラ(TSLA)が18日夕に発表した2023年7~9月期決算は売上高が前年同期比9%増と、伸びが鈍化し、純利益は44%減った。マクロ経済環境の厳しさや競争激化で販売が伸び悩み、値下げが採算を悪化させる。利益率底入れ時期は見えず、18日の時間外取引でテスラ株は売り優勢となっている。株価は前年末と比べ約2倍の水準にあるものの、夏以降の上値の重さは簡単に解消できそうにない。
7~9月期の売上高は233億5000万ドルと、QUICK・ファクトセットがまとめた市場予想(約242億ドル)を下回った。増収率は4~6月期(47%)や1~3月期(...

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