【QUICK Market Eyes 川口究】米株式相場は3カ月連続で下落する可能性が高まっている。10月後半が転換点となり年末にむけて堅調をたどることが多いされるが、強気の季節風はまだ吹いていない。米株相場の重荷の1つが成長期待を伴わない実質金利の上昇だ。債券との見合いでも株式への投資妙味は著しく乏しい。当面は主要ハイテク企業の決算発表を通して利益の拡大基調が続くかが焦点だ。一方、日本株については相対的な業績環境の良さが支えになりそうだ。
10月を起点に相場が反転上昇するベア・キラー(弱気相場の撤退)への期待が遠のいている。S&P500種株価指数は10月中旬まで過去10年のパフォーマンスを...

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