【QUICK Market Eyes 川内 資子】米株式相場は調整色を強めている。前週末にはナスダック総合株価指数に続いてS&P500種株価指数も7月に付けた直近高値からの下落率が「調整局面入り」の目安とされる10%を超えた。発表が佳境を迎えた米企業の2023年7~9月期決算はこれまでのところまずまずの内容だが、中東情勢の緊迫やインフレの高止まりが先行きの米企業業績を押し下げるとの警戒感が強まっているのが背景だ。
米ファクトセットの市場予想のまとめによると、米主要500社の2023年第4四半期(主に10~12月期)の1株利益(EPS)見通しが前年同期比5.3%増と9月30日時点(...

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