【QUICK Market Eyes 川内 資子】米長期金利の上昇への懸念がようやく和らぎつつある。前週末2日発表の10月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比15万人増と市場予想(約18万人増)ほど増えず、8~9月分も下方修正された。
■米雇用統計、米長期金利の上昇懸念和らげる 米追加利上げ観測が後退
「全米自動車労組(UAW)などのストライキ分を加えてみても景気動向を敏感に映す雇用者数の増加は縮小・減速傾向にある」(パンセオン・マクロエコノミクス)と受け止められた。失業率は3.9%と前月(3.8%)から横ばいの市場予想に対して上昇した。
インフレの高止まりの主因と警戒されてきた...

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