QUICK企業価値研究所アナリスト 伊藤健悟(2023/11/15)
・サマリー
企業価値研究所では、24/3期の連結営業利益を前期比2.6倍の330億円と予想する。23/3期まで苦戦が続いていたマテリアル部門は、会社側が取り組んでいる収益性改善策の効果で黒字に転換する見通し。ヘルスケア部門は後発品発売の影響で減益となるものの、連結全体で業績の改善が進もう。一部製品の需要低迷などでマテリアル部門の黒字幅が従来想定を下回るが、繊維・製品部門などが好調なため、連結全体でほぼ従来予想を据え置いた。続く25/3期以降は増収、増益基調を見込むが、本格的な業績改善へ向けて継続的な取り組みが必要と考える。
・アナリストの投資判断 ~業績の回復動向をにらみながら、神経質な展開に
直近の株価は当研究所の来期予想連結PERで13倍台と、同社の過去の平均的な水準をやや下回る。業績は25/3期以降本格的な回復に向かう見込みだが、収益性改善策の実効性に不透明感が残るほか、一部製品の需要に弱さがみられる点などを考慮すると、同14倍程度の評価が妥当であり、業績の回復動向をにらみながら神経質な展開になると予想する。
(提供:QUICK企業価値研究所)
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